どうも、Masakiです。
先日、読者の方からご質問をいただいて回答をさせて頂いたので、
同じような悩みを持っている方もいると思うのでこちらでもシェアしていきたいと思います。
※僕が文章を加工して要点を書き出しています。
お世話になっております。◯◯と申します。
私はメルカリでの古着転売を今年の3月から販売した初心者です。
「夏商戦の稼ぎ方」の記事を見て共感と共にわかっていない部分があり質問させていただきました。
現在タイからのベールを仕入れで量を重視して販売しておりましたが、品質にもばらつきがありどれが売れる商品で
どれが売れ残ってしまう商品かわからなくなっていました。
出品数が600以上ありますが、在庫がどんどん溜まってくることに、出品を続けることが正しい販売方法なのか感じ始めてきました。
どの程度まで在庫をためてまで出品を続けるべきか、在庫量と出品ペースの目安について悩んでいます。
キャッシュフローが逆転してしまって、毎月小額でもマイナスとなってしまっています。
在庫を持てば持つだけ損益分岐点を超えるのが先になってしまうため、
可能な限りで結構ですのでMasaki さんのお考えをお聞かせいただけますと助かります。
夏商戦の稼ぎ方の記事はこちら
今回ご相談いただいた方は、古着転売を初めて実際にタイからベールを仕入れて出品をしている方です。
多くの人が行動できない中、実際に行動しているので素晴らしいと思います。
是非、古着ビジネスで成功してほしいですね。
今回はこの質問をいただいた中で僕が感じたポイントを3つに絞ってお伝えしてきます。
- 古着転売初心者のベール仕入れについて
- 仕入れの時に失敗を減らす1つのポイント
- 大事なのはキャッシュフロー
目次
古着転売初心者のベール仕入れについて
古着のベールとは服が詰め込まれて袋に入っている状態のものをベールといいます。
タイやヤフオクでも仕入れることができます。
このベール仕入れですが、僕は初心者にはおすすめ出来ません。
理由は中身がわからず半ばギャンブルだからです。
ベールは売れる商品と売れないゴミのような商品が混ざっています。
確かに仕入れ量を増やしてアカウントを育てていく事は出来ます。
ですが、初心者はどれが売れる商品でどれがゴミ商品なのか判別が難しいです。
ベールを仕入れるべき人は以下のような人だと考えています。
- 古着の知識がある程度ある人
- 複数の販路を持っている人
- ブランドに特化したベール仕入れ
- 古着屋や卸事業をしている人
古着の知識がある程度あるのは前提で、複数の販路を持っている人がいいですね。
ゴミのような商品はアカウントを分けるか別の販路で販売した方がいいからです。
ブランドに特化したベール仕入れとはそのままですが、どう考えてもお買い得なベール
というのも存在しています。
そういう知識を持っている人ですね。
最後は古着屋や卸事業をしてる人ですね。
このような人たちはお店や倉庫を持っているので商品をカサマシすることが出来ます。
話が長くなってしまいましたが、逆に初心者におすすめな仕入れはピック仕入れです。
ピック仕入れとは店舗で自分の目で商品を見て1点1点仕入れていくことです。
ピックでテスト仕入れをして数字で反応を確認してテスト結果を確かめながら、
古着の知識を少しづつ身に付けていくのが近道だと考えています。
仕入れの時に失敗を減らす1つのポイント
上記でもお伝えした通り、初心者の頃はピック仕入れで失敗してもいいから、
仕入れ量を増やして販売経験を増やしていくのがいいです。
ですが、今回ご相談いただいた方のように出品数がある程度増えてきたら、
仕入れを絞るという考え方も必要になってきます。
あえて仕入れをしないという選択肢ですね。
物販は在庫ビジネスなので売れない商品は【罪庫】になってしまいます。
売れない商品は金食い虫なので仕入れないということです。
ですが、どれが売れない商品か見極めるのは難しいと思います。
そこで僕が実践している方法を1つご紹介します。
「商品タイトルがすぐに頭に浮かぶか」です。
商品タイトルはメルカリでもヤフオクでも自分で決めることができます。
商品タイトルがすぐに浮かぶという事は商品の魅力やセールスポイントを理解しているという事です。
そのような商品は説明文もスラスラ書けるでしょう。
反対に商品タイトルが浮かばないような商品は売れない可能性があります。
商品タイトルがすぐに浮かばないという事はあなた自身が商品の魅力やセールスポイントを理解していない証拠です。
そのような商品はたまに売れることもありますが売れない商品になってしまう可能性も高いです。
例外ももちろんあって自分が知らないだけでレアな商品で人気で売れることもあります。
今回ご紹介した方法はあくまで仕入れのミスをなくすための一つの判断手法です。
ですが、効果はあると思うので仕入れ時には実践をしてみてください。
ただ、最初にも伝えましたが出品数も少ない初心者のうちは失敗してもいいから、
何が売れるか理解するためにもリサーチしてテスト仕入れをして数字をみていく意識を持つようにしてくださいね。
大事なのはキャッシュフロー
今回ご相談いただいた方以外にも古着転売を始めたが赤字になってしまったというご相談をいただくことがあります。
古着転売は1つ1つの仕入れ単価が安く利益率の高いビジネスです。
ですが、物販ビジネスなのでキャッシュフローを意識しなければ資金繰りが悪化してお金が増えるどころか減ってしまいます。
キャッシュフローとはお金の流れのことです。
仕入れでお金が先に出ていき、売れたら後からお金が入ってきます。
お金が出たり入ったりする流れをキャッシュフローと言います。
物販ビジネスがうまくいかない人はキャッシュフローが悪いです。
僕が仕入れよりも販売が大事と何度も伝えているのがこの理由です。
言い方は悪いですが仕入れは誰でもお金を払えば出来ます。
ですが、何も考えずに仕入れて出品をしていてはキャッシュフローが破綻してしまいます。
なので、販売にも力を入れてくださいと伝えています。
今回ご相談いただいた方であれば、出品数が600以上あるので出品と同時に在庫を売る意識を持つ必要があります。
在庫数が増えたからといって仕入れを止める必要はありません。
大事なのは出品と販売をキャッシュローを意識して実践していくことです。
そして出品したら必ず数字を分析してくださいね。
メルカリであればいいねや閲覧数の数です。
ライバルのアカウントとも比べてみてください。
たまに「商品が売れないと売れない」と言う人もいますが、
数字を分析していない人が多いです。
数字を分析してタイトルを変更したり写真を撮り直して再出品するだけでも商品が売れることがあります。
上記のように数字を分析しても何をやっても売れない商品であれば商品仕入れの段階で
失敗している可能性があるので安値でも売ってしまって資金を回収する方がいいでしょう。
まとめ
古着転売を初めてキャッシュフローや赤字で苦しんでいる人も多いと思います。
今回お伝えした3つのポイントを理解して実践していくだけでも効果はあります。
おさらいをしていきます。
- 古着転売初心者のベール仕入れはおすすめ出来ない
- 仕入れの時に「タイトルがすぐに頭に浮かぶか」
- キャッシュフローを必ず意識する
上記を実践していけば赤字から抜け出す事は出来ます。
今回も最後までご覧になっていただきありがとうございました。